「私も会ってみたいなぁー♪
ところでさ、その意地悪男子??は何しに六階まで来てたの?????
あんなところまで登る人、今時、この学園にいないよ」
「それは気になったけど、流されたというか…あれ、私聞いたっけ??」
「知らない知らない(笑)」
でも、今思えばそうだよね…
課題研究も終わってたんだし…
「まぁーいーや、考えただけでイライラするし」
「えー!
この出会いを活かそうよぉー」
「遠慮しまぁーす!」
「えぇーーー⁉」
心愛は不服そうだけど、もう、あの人にも会う事はないだろうし、
私は考えるのをやめることにした。

