「あの……座りませんか?」
「あぁ…」
座ったけど沈黙。
俺が課題研究の紙を持ってるから俺が話を始めないといけないのに、言葉が出ない。
今、俺は薗花を見つめてるから。
なんだか目が離せない…。
「ふ…芙夏君?
あのっ…そんなに見ないで?」
「あぁ……」
返事をする割に目がそらせない。
それどころか、薗花の顔に手が伸びる…
「芙夏っ君っ///」
そして、俺は薗花のメガネをとった。
薗花の素顔…。
いつ見ても綺麗だ…。
「俺の前では、…素顔見せて?」
俺は何を言ってるんだろう。
俺自体が素顔を見せていないのに、
薗花に素顔を見せろなんて。
「う………ぅん……」
まさか薗花から、うんと言われると思っていなかった俺はすごく驚いている反面、すごく嬉しかった…。
なんだろう…これ。
すごく心が温かくなる…
この気持ち…もしかしてこれが……
恋?

