恥ずかしい…。
新実さんのメイド服はピッタリで、スカートも、もう少し長かったじゃない‼
そして、新実さんはタイツだったのに、私はニーハイ。
恥ずかしさが、MAXに達してます///
コンコン
「着替えられましたか⁇」
そとから新実さんの声がする。
「はい!」
ガチャ
新実さんが中に入ってきた。
「では、毎日、ここで着替えるようにしてください。
制服は、隣の部屋が珠実さんのお部屋になっているので、そこにあるクローゼットの中にでも入れてください。
はい、これが、珠実さんのお部屋の鍵です。」
そう言って、見るからに高級そうな鍵を渡される。
そして、キーホルダーとしてか、宝石がついている。
ってか、何で私の部屋があるの!?
「あの…私の部屋ってなんですか?
泊りがけで働くんでしたっけ?」
「いぇ、休憩時の休憩場と思ってくださって構いません。
その部屋は珠実さんの好きに使ってくださった構いませんので。」
「あっ、ありがとうございます!」
さすがお金持ち…やる事が違う‼
「では、説明を続けますね」
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その後も説明が続いた。
私が一番始めに入った、シャンデリアのある家は日本の一般家庭でいう客間らしい。
会社関係の人など、訪問者が通される部屋で、会議や契約を結ぶ時などに使われる。泊まる事もできるんだって。
基本、私は入らないらしい。

