「で、どうしたの?
うるさいまま終わらせるなんて許さないよ?」
心愛さん、怖いです…;
「課題研究…まぁ、色々あってさ、同じ課題を二人ですることになったの。」
もちろん芙夏君のこと。
「それで、二人でするから、文章とか作り変えないといけないから、これから、放課後に残ってする事になったの。」
「へー、それでどうしたのよ、……。
あ、バイト……」
「そう……。
バイト入っちゃったから……。
課題研究…できないや……」
「課題研究、やめられないの?
選ばれたら絶対に出ないといけないの⁇」
「いけるかも……。
それ、いい!
元々、一人の予定だったの。
相手の人が二人でしてもいいですか?って、先生に言ってくれてね。」
「じゃぁ断りなさいよ。
さすがに課題研究とバイト両立は大変でしょう?
無駄に相手にも迷惑かけちゃう」
心愛の言う事はもっともだった。
「うん、先生と相手の人に言っておくね!!」
「先生も、"お父さんの仕事のお手伝いとして"って言えば、許してくれるわよ」
心愛さん、よくわかってます‼
本当に、頼り甲斐があります。
「うん‼そうする!
ありがとう‼」

