「薗花、こいつは一組の芙夏な。
ちゃんと名前覚えろよ⁇
てか、さすがに知ってるか。」
いやいやいやいや、ごく最近まで知りませんでしたよ⁇
なんですか、その誰でも知ってるよって感じの言い方は!
「あ、芙夏、こっちは四組の薗花。
芙夏は知らないか⁇」
先生は私が地味過ぎて、芙夏君が知ってる訳もないか。と言いたいんだろう。
大きなお世話だ。
人を見た目で判断するなんて、大人げない。
「クスクスっ、知っていますよ?
薗花珠実さん。
僕のお友達ですから」
「っ、そうなのか!
さすが、芙夏は顔が広いな。」
完璧に、私は見下されているようです。
「いえ、薗花さんが私を引き寄せる何かを持っているんだと思います。」
さっきから聞いていたが、芙夏君。
私と図書館で喋ってた話し方とは全然違う。
あの時みたいな、人をバカにしたような言い方じゃなくて、優等生って感じの話し方。

