「お父さんは……?まだ、大丈夫⁇」
「うん、大丈夫だよ。
最近は帰って来ないから。」
お父さんの話をし始めた心愛の顔は少し強張ったけど、私が笑顔で返事をするから安心したみたい。
「ならいいんだけど。
無理はしないでね⁇」
「うん。ありがとう。」
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私は……DVってゆうのかな?
そういうのを父親から受けていた。
父親は私は知らないけど、どっかのそんなに大きくもない企業の社長。
父親も帰ってくるのは月に二回帰ってくれば多い方だった。
私が中学に入ってからは、一度も帰って来ていない。
まぁ、帰ってきても、私で遊ぶだけ。
無言で叩かれて、無言で蹴られて。
何も言われない。
何の感情もない。
きっと父親は私に、何の感情も持っていない。
私は父親にとったらきっといらない子で、ストレス発散道具なんだろう。
初めて叩かれた時は…何を思ってたっけ?
昔すぎて思い出せないや。
ただ、無言で私を見つめる父親の姿だけが鮮明に思い出された。

