君がいれば

片手で、ソナタの髪を撫でていると、
ソナタが僕の胸元へ腕を回す。



話をしなくてもいい…

同じ空間で…
同じ時間〈とき〉に居られるなら…。




しかし、力は強まるんだ。




「ソナタ…どうした?」

「ジュノ…私の全部……あげるよ…」

「ソナタ…どうした…?」



僕は、いつもと違うソナタに悩んだ。

「ううん…別に…」