君がいれば

ソナタを抱きしめると


「何なの?どうなってるの?」


悩んでる。



「今から福井に行って、温泉に泊まろう?」


「温泉?どうして?海は⁈」


「行くよ…温泉に海に…」



目頭にも涙が残ったままだったけど、パッと見上げた顔に、笑みが見えた。



「えっ…」


口元に手を持っていくのをみると、驚きを隠せないようだった。



「俺…ソナタと一緒にいたくて、さっき、予約したんだ」