君がいれば

「近くに行こうと思ってたよ…
でも行けなかったよ」


「なんで?」


「なんだろう…嫌われたくなかったからかな。
別れたのにずっと好きで…。

で、卒業パーティーのあと、みんなでカラオケ行ったでしょ。

スミが真っ先にジュノの隣に行ったの見てて、我慢した。」


「俺が座ったら…スミが座って来た。

ソナタがミーナの隣に行ったの見てたんだ。

あ…あっちなんだ。って愕然としたの記憶にある」



スミに想われている…

そう感じた。


目で“好き”って訴えていた。

気づいてた。



「スミがエミと歌いだしてから、空いてたから行こうて思ったり…隣にね」

「来てないやろ?」