君がいれば

久しぶりに繫いだ…手。



しかし…別れることになった。



「別れたんだよね…あの始業式のあと」


「ゴメンな…」


「今があるから大丈夫」


そう言われて、
僕はソナタを抱きしめ、そっと
唇を重ね合わせた。舌を絡ませた。



「近くにいてよ」ー…


あの言葉、鮮明に残っていたよ。



弱々しくて、頼りない男ー…


いつまでたっても支えられない。

焦りはあった。