君がいれば

「おじさん、まだいます?」



僕が聞くと、おじさんは笑う


「夕方の6時くらいまではいるよ…」


笑っていた。



「どうしたの?」


ソナタが聞いてくるから、ソナタの細い腕を掴んだ。


「この校舎を見て周りたいんだよ…」


「そうだね…聞こうか…」


「おじさん…お願い…」


「何だね?」


忙しいにも関わらず、応じてくれる。


「この校舎を周ってきていいですか?」