君がいれば

ソナタは、
下を向いたまま立ち上がった。

そして、海を眺めていた。


うまいくらいに…ハグらかすんだな。



「教えろよ」


朝焼けに照らされていると言うか、
照れているようにも見える。


「どうしたんだ?何を考えてんだ?」


「何もないわよ」


「聞いてるんだけど…俺…」


僕のほうを見て、笑みを浮かべる。


ソナタが僕のほうへと歩いてくるから、
様子を見ていたら僕のまえで足を止めたりする。


僕の腰へと、しがみついてきた。