君がいれば

隣に座るなり、ソナタが僕に抱きつく。



「どうした?」


「何もなーい...」



何もなくて、こんなことするかなぁ。



「寒いのか?帰るか?」



昔、付き合ってたときは「何で分かったの?帰りたくない」なんて言ってきたな。


面白いし可愛いなって思ったんだよ。



「うん...帰ろう...」


“一緒にいたい”
そんな欲が出てしまいそうで怖かった。


「うん...立てる?」
心配で何度聞いたことだろう。