僕が通う短大と、ソナタの通う専門学校は
同じ路線上にあった。




僕は、そのことを全く知らずにいた。




学校を終えて、バスに乗って帰ろうとした...
ある夏の日。



学校が終わった...夕刻時。


暑くて汗ばむ気候。


バスを待っていた。



バスが来た...


“クーラーが効いてるんだ”


やっと乗れる...そう思ってた。