君がいれば

僕は黙ったまま、下をうつむいていた。



「...何とか言えよ!!ジュノ!!」


「......」


沈んだ気持ちのまま、
話す気力すら出なかった。



「もういい...
話せるときでいい」



ミンの性格だから、
僕のことはお見通しだろう。




境内の入り口辺りに、
ぼんやりと人影が見える。