「あのぉー」


どこからか女の子の声が聞こえてくる。



僕は振り返ってみると、
ヒトメボレをした女の子がいた。

ソナタだ。


僕はハッとしてソナタの目を見つめると、
ソナタは僕の目を逸らした。



「どうかした?」


「明日、空いてる?」



思わずガッツポーズが出た。



「いいけど...」


「みんなで会いたいの...」