そしてあたしは高校生になった。勉強しなくても入れる高校だった。


「あたし受かったヨ!」

圭に話した。


そしてあたしは毎日圭とメールをしていた。

あたしはちょっと気になっていた。圭に彼女はいないのかと。


ずっと聞けないままでいたから勇気を振り絞りメールで聞いてみた。
返事が返ってくる間そわそわして落ちついていられなかった。


――♪♪♪〜――

携帯がなった。

メールをゆっくりひらいた。

《彼女いるけどしゃべってない》
という返事だった。

あたしはショックだった。でもメールを返した。
《あたしは好きだよ》

とはっきり送ってしまった。

――♪♪♪〜――

《ありがとう》
その一言だけだった。

布団の中で涙が流れた。やっぱり彼女が好きなんだなぁと思った。