拓の言うとおり。

変に焦ったっておかしく思われるだけ。


わかってるけど…

普通にってどうしたらええんやっけ?


さっきから頭の中がグルグルしぱなっしの私。

どうしよぅ…と連呼してる間にも時間は過ぎていて、とうとう予鈴のチャイムが鳴った。




『うわっ!チャイム鳴ったし!どうしよっ!』

さらにテンパる私を見て拓はケラケラ笑う。

『もぅ!どもないて!ほら、ロビー行くで!』