僕は男としては信じられないくらい家事をしているし、姉貴だって、たったひとりでしょい込むにしちゃ、多すぎる負担を抱えている。

夏輝だって……は、よくわからないけど、母さんが死んでしまった悲しみは、僕らと同等に感じているんだ。

そこへ、姉貴がこんなことになった不安を積み重ねられたら……。

(神様、俺らに恨みでもあるのか? 俺らが、アンタになにしたんだよ)

こんなことで神様を信じるのかどうかもしれないけど――

なんだか、神様ってのはひどい面をした……

たとえばほら、カエルをぶっ潰したような不っっっ細工!なヤツのような気がした。