「とりあえず帰って、メシにするか? っと、その前に明日、明後日分の食材も買いに寄らねえといけないかな」

そしてこれも、ふと気が付けば、

「えっ、お買い物? ……――あ、あれ!? いつ『四季の広場』に来たのっ?」

「……あ」

真乃はいつのまにか、姉貴と代わってしまっていた。

何度も痛感したけど、この瞬間は本当に、心臓に悪いかもしれない。