わたしのれんあい

「さっきと同じこと聞かれて答えられるの?」

ダッシュで蛇口の売り場まで行って、息を整えようとした瞬間そう早口で言われた。

「いえ」

聞こえるか聞こえないかの声でそう言った。

「え?何?」

「……できません」

「じゃあなんで最後まで説明聞かないの?ここ
学校じゃないんだからさ、教えてくださいって言えよ。そうじゃないと、お前なんかいつまで経っても使えないよ」

「はい…」