「もう一回ヤっとく?」
「焔先輩?!む、無理で」
「そうだな。」
「」
その後、どうなったかは
ご想像にお任せします。
「…羽玖っ、…ち、とせっ…も、無理ぃ…!!!!」
…気を失う前に頭をよぎったのは
輝と、瑞樹。今度、穴埋めしなきゃな。
なんて、ふざけたことだった。
☆:;;:・:;;::*:;;:・:;;:*:;;:・:;;:*:;:;;:*:;;:・:;;:☆
翌日。
あのね、今日って月曜日なわけですよ。
2章前ぐらいでも言ったけど。
「…腰痛い。学校なのに。」
俺、まだ焔先輩の家。ベッドの上。
今、8時。
学校行きたい。癒されたい。
でも休もう。
あー、皆勤賞がー。
皆勤賞の金がー、パーだよ、パー。
さよなら、30人の諭吉さん。
噂では賞金がもらえるらしいんだよね…。
「先輩達は学校行くんですか?」
目を覚ますと、
これまた優雅にティータイムだった。
「もちろんだよ。」
「午後から気が向けば。」
あー、腰痛い。
でも帰らなきゃ。
焔先輩は学校行くんだもん。
…でもあれか。
今電車乗ったら学校行く奴らと
鉢合わせちゃう感じ?
どっかで適当に時間潰してから
電車で帰ろう。
「中宮先輩、電車どうするんですか?」
「あ?別に。普通に帰るけど。」
そうだよなぁ。
中宮先輩が登校時間に
私服で電車に乗っていても
話しかける勇者はいないだろう。
だが、俺は別。
普通に怪しまれる。
しかも確かここ、輝の家の近くだったはず。

