女に連れ回されて
最後には元の通りに戻って
ネオンの光るホテルに入って
ヤることやって、
「ありがと、お兄さん♪
また、相手してね♪」
「うん。また。」
金をもらって、さようなら。
…思ったより金になんだな。
バイト何かよりも儲かるんじゃね。
欲求不満の解消にもなって
金がもらえるなら万々歳だ。
それを知ってから毎晩のように
街に繰り出して、身体を交えて
家に帰ってからちょっと寝て、
学校に行っての繰り返し。
その内、相手が男になる事があって
(女相手よりも金がよかった)
後ろの快楽を知って…。
それであの人に会ったんだ。
中宮 羽玖。
先輩は、俺より場数を踏んでた。
もちろん、あの人はバリタチ。
まぁ、あの人が後ろを許すなんて
ありえないよね。
その日、もうすっかり
そーいうことに慣れていた俺は
あの見た目と雰囲気に騙されて
「ねね、イケメンのお兄さん、
俺の事買ってくれない?」
なーんて、声をかけてしまったんだ。
俺のバカっ!!