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「んぅっ、………ん？？」
え？…え？
ここどこ？？？
え、え、俺、え？
なんで俺、ベッドで寝てんの？？？
……女の部屋っぽい…？
ピンクの壁に、ピンクのベッド。
家具は黒とピンクで揃えられている。
――ｶﾞﾁｬ
「あ、起きた？」
ベッドの上で、見知らぬ女の人が
部屋に入ってきて、目が点になる俺。
「あの、えっと…ここどこですか？」
「え、覚えてないの？
まぁ、あんだけ熱があればそうね。
あたしは茜[ｱｶﾈ]！昨日君が倒れてた店の者です！本当にビックリしたよー！」
えっと、じゃあ、助けてくれた…のか？
「あ、あの、すいません、ご迷惑をおかけしました…。」
「本当だよー、店の前で倒れてると思ったら、熱出してるし！君を運ぶの大変だったんだから！」
そう言いつつも笑顔でコーヒーを飲む
茜さん。
