もう既に涙目の俺。
「遅ぇと思ったら何やってんだよ。」
「中宮先輩、スネぶつけたぁ…(泣)」
これ、絶対痣になってるパターンだわ。
「知るか、おら、行くぞ。」
「先輩マジ鬼畜。」
「あ゛?」
「先輩マジ神!」
美形の睨みって何でこんな怖ぇの。
「早くしねーと後がヤベェぞ。」
「は?どーいう意m…ちょっと待って置いて行かないでください!」
あーもう、左足引きずってる俺って
超かっこ悪。
今頃輝達はイチャコラしてるのかしら←
☆:;;:・:;;::*:;;:・:;;:*:;;:・:;;:*:;:;;:*:;;:・:;;:☆
「全く、何をしているんだ。
人の家に来て早々、痣を作って。」
「すいません…。」
「とりあえず熱を持っているみたいだから、冷えピタを貼っておいたが。」
「ありがとうございます…。」
白い壁に黒で揃えられた家具。
部屋はとても大人っぽい。
「とりあえずコーヒーを入れたから
飲むといい。
リラックスしてくれて構わないから。」
焔先輩が天使に見える…。
「…甘くて美味しっ…。」
「羽玖から甘党だと聞いてね。
喜んでもらえて嬉しいよ。」
イケメンの微笑みって凶器だよねww
鼻血の出血多量で死ぬかも、俺。

