「ただいまー、って何してんの。」

え、俺のいない間に何があった。
やっぱデキてた感じ?俺、邪魔的な?

瑞樹が横から輝の肩に頭を乗せ
気だるそうに、問題を解いている。

輝のほうも、変に
ドギマギしてる訳でもなくて
いつも通り。


ナチュラルにBLだぁぁぁぁ!!
神様とか信じないたちだったけど
神様、マジありがと。
勉強だるくなってきた俺への
ご褒美だよね?!


「えー、なんか瑞樹が疲れたーって。
若干重いんだけど?」

「「我慢しろ。」」

まだ写真を撮ってねぇんだから!←

「ほら、輝達の分も買ってきたから。」
「え、まじ?サンキュー♪」
「ありがとな。」

2人が俺の買ってきた缶コーヒーに
視線が行っている間に、無音カメラでパシャリ。
(※盗撮は犯罪です。)


そのカメラの画面に映る瑞樹が
自分の荷物を何やら漁っている。

「あ、瑞樹、金ならいいから。瑞樹は。」
「何でだよ!俺からは取るのかよ!」
「あー、はいはい。
小学生の輝君には120円も払えないよねー。」
「小学生じゃねぇしww馬鹿にすんなww」
「ま、今度なんか奢ってくれればいいから。」