「あいり!!」 「りなーっ!!」 中学の時からりなと友達のあいりと出会い、りなは嬉しそうにあいりの元へと駆け寄った。 色んな地区の中学校から知らない子がくる。 クラスに顔なじみがいるのはありがたいことだった。 それはあいりも同じだったようで、すこしだけ緊張していた顔を綻ばせた。 同じクラスだったことを喜びあいながら、少し談笑してから席についた。