【俺様番外編】役者達の日常

名前もうろ覚えの女の子とトイレに行った後にもらった120円でジュースを買って自販機の脇に座って飲んだ。



僕は何がしたいんだろう…。



女なら誰でもイイのかって感じ…。



「ハァ~…」



ため息を付くと急に目の前が真っ暗になった。



女の子が着ける香水の匂い…。



「だ~れだ!!」

「わかんない」

「忘れたの?」



忘れるよ。



女なんかどうでもイイもん…。



「ヒントあげる」

「ん…でもわかんないと思う」

「小学校の時、一緒に帰った事があります」

「僕いろんな子に送られてたし…」

「じゃあ…お祭りに一緒に行って、公園デートして、塾も同じだった!!」

「塾…」

「同じ中学に行くはずだった」

「…………」

「思い出した!?」



蕾しかいない…。



僕がデートしたのは蕾だけ…。



「蕾…?」

「あったり!!会いたかったよ詩君!!」



振り返ると、想像出来ないくらいカワイイ姿になった蕾が僕に微笑んでた…。