それからなぜかベッドの上…。



「お酒臭いよ音哉…。」

「口開けろよ。酔わせちゃる。」



熱っ…。



ってか今朝なんだけど…。



「寂しいとか会いたいとか、そっちは素直になれよ?飛んでくから。」

「えっ!?」

「お前卒業したらアメリカ行くんだろ?俺はまだこっちでやりたい事あるから一緒には行けない。でも日香琉が俺を必要とするならどこにでも飛んでってやる。」

「泣きそ…。そんなに好き?」

「好き。可愛いげのナイ日香琉がすっげぇ愛しい。ちなみに合併の話しは永遠にナシだ。俺は俺の仕事をする。だから日香琉もそうしろ。最後は日本で暮らそうな?」



嬉しすぎて泣いた。



15年片思いしたんだからね…。



誰にも言えずにここまで来たんだから…。



長かった…。



「結婚式は派手にやるぞ。」

「うん…。大好き!!」

「キモイから素直になんじゃねぇよ!!」



照れんなよ。