【俺様番外編】役者達の日常

そして連れて来た音楽室。



今日は部活もないから誰も来ないんだ。



「何?」

「そこの窓閉めてほしかったの。あたしじゃ届かないから。」

「はいよ。」



まったく届かないドアの上の窓に手を延ばして閉めてくれた。



本当はそんな事どうだっていいんだけどね…。



「はい、お礼。」

「えっ!?チョコ…。10円だし…。」

「時間なくて購買でかったからさ…。今日、バレンタイン。好きな人に好きって言うの。」

「は!?」

「柊太君が好きです。世界一、誰よりも大好きです。だから、心臓痛い。」



あたし泣きそう…。



自分から告白したの何て初めてだ。



この雰囲気どうしよう…。



「マジ言ってんの?それともまたからかってんの?」

「本気。」

「ウッソ…。先生…俺もめちゃくちゃ好き…。だから心臓痛いっス…。ってかマジ!?嬉しい!!夢じゃない!?」



そう言って抱きしめてくれた。



まだ思っててくれたの?



待たせてごめん…。