【俺様番外編】役者達の日常

トモカから電話が来たのはその日の出勤時間前。



俺はもう行かない場所…。



「俺だけど。」

「トモカさんの携帯からって事は一緒にいるんですよね?よかったっスね!!」

「何て言えばいいか…。」

「何も言わないでください。同情とかされんのとか情けねぇから…。」

「わかった。ありがとな、悟。」

「いえ…。これから二人で頑張ってくださいね!!じゃ…。」



トモカの声は一切聞こえなかった。



別れ話しすらまともにしてない。



これが最後のトモカからの電話。



俺の恋はあっけなく幕を閉じた。



そこから俺は恋をしないと決めた。



女なんて信用できねぇ。



遊ぶくらいが調度イイ。



あんなに痛いならもう二度と恋はしない。



そう決意したのは16歳の夏の夜だった。