あの学園長と姉妹なんて信じられん…。



でも俺は朱莉の部屋に行った事がない。



実家暮しらしくてさすがに行けない…。



だって俺らは一応禁断…。



「このちぃ君のギュゥが好き~!!」

「俺の事も好き?」

「好き!!大好き!!ちぃ君いなきゃ生きて行けない。」



嬉しい以外の何者でもない…。



付き合った当初の朱莉はきっと俺を好きじゃなかったのに…。



今ではこんなにくっついて来てくれるし…。



努力の賜物。



「ちぃ君?」

「ん?」

「手が服の中に…。」

「ダメ?」

「ダメじゃない…。」



拒否られた事もないし、まさに『尽くす女』タイプ。



まぁ学園長には負けるけど。



あれは尽くし過ぎだ…。



「ちぃ君っ…。」

「千明って呼んでよ。」

「千明…。好きっ…。」

「俺も好き…。」



最高に幸せ~…。