【俺様番外編】役者達の日常

そして俺はオーダーを取りに親父の元に来た。



「ご注文はお決まりでしょうか?」

「アイスココア。」

「は!?」

「アイスココアだ。俺はコーヒー苦手だ。」

「かしこまりました…。」



親父がコーヒー苦手なんて知らなかった…。



俺が煎れたココアを親父に出した。



「帰って来い。」

「イヤだ。」

「あの女か!?」

「華衣チャンは関係ナイ。確かに少しは関係あるけど…。俺はこの店の代表代理だから。」

「こんな店にいて何になる。それに日向君のお店じゃないか。柊太の代わりはいくらでもいるんだぞ!!」



あぁ…。



殴りたい…。



それを言われるのが1番我慢ならない。



「親父、夜も来てよ。」

「夜!?」

「この店、夜になると一気に雰囲気が変わるから。もう1回来てから決めて。」



そう言い残して俺は裏に引っ込んだ。



帰りたくない。



絶対帰らない。