【俺様番外編】役者達の日常

俺はそのグラスを取り上げて華衣チャンを椅子から下ろした。



「帰るからカギ出して。」

「どこに帰るの…。」

「華衣チャンち。」

「ヤダ…。帰らない…。もう帰らない。柊太君といる~…。」



何を言われた!?



別れろとかそういう話しだとは思う…。



「じゃあホテル泊まろう。それか俺の部屋。」

「うん…。」



フラフラ歩く華衣チャンを連れて華衣チャンの車に乗せた。



誕生日が早い俺は免許を持ってる。



車はまだナイけど、金が貯まったら自分で買うんだ。



「気持ち悪くない?」

「大丈夫…。」



助手席のシートを倒した華衣チャンは俺に背を向けて横になった。



華衣チャン…。



ごめんね…。



「家とホテルどっち?」

「その辺のラブホでイイ。」

「はいよ…。」



近くのラブホまで車を走らせた。



華衣チャンは一言も話さない…。