【俺様番外編】役者達の日常

会ったときに見せられたのは会社設立関係の書類と蓮の通帳…。



「これはほんの1部ね。」

「マジでこの額は…。」

「俺の顔と身体で稼いだ。信じた?」



信じるしかなかった。



この男がどれほどの男か思い知らされた…。



「部長、私、今月で会社を退社させていただきます。」

「鳴瀬君!!次期部長なのにやめるなんて勿体ないぞ!!」

「そうですね。でも俺はやりたい事を見つけたので。申しわけないですがやめさせていただきます。それまでは今まで通り真面目に働きますから。」



期待されてた俺は部長の引きとめる声には耳も傾けなかった。



俺は自分のやりたい事を見つけたから。



金の問題じゃない。



自分の人生の問題だ。



「今日からよろしく。いっとくけど俺はマジで厳しいですから。俺を雇ったからには俺の意見に従ってもらう。」

「そう。俺も厳しいよ?鳴瀬に負けないくらい。」

「じゃ、オーナー仕事するぞ。」

「おう。」



ここから初めはマジで寝ずに働いた。




俺が影の経営者。



いわばここは俺の店でもある。



俺の店だ。