何回ため息をついただろうか



しばらくして土方が戻って来た。



土「お前何も食ってねぇだろ。粥食えるか?」



そう言う土方の手には、お粥の入った器と湯飲みを乗せたお盆を持っていた。



薫「ありがとうございます」



土方はお盆を渡し、散らかっている文机に向かった。



薫『見た目と違って意外と優しいな』