深呼吸をして自分を落ち着かせた。



?「すまなかった。こちらは手荒な真似はしたくない。だから質問に答えてくれないか?」



首を縦にふった。



近「私は新撰組<ここ>の局長をしている近藤勇。君の名前は?」



薫「自分は…坂口……坂口薫です」



近「薫君か。どうして君はそんな格好をしているんだい?」



今の格好は白の半袖のワイシャツ。その下にはTシャツでズボンは七分丈のカーゴという多分普通の格好……学校帰りだったし………
着ていたパーカーがなくて少し寒い……



薫「……いや、どうしてと言われてもこれが普通なんですが……」