筋肉質の男は襖を閉め、自分の横に腰をおろした。



?「大丈夫か?」


心配そうに見てきた。


「あっ。はい大丈夫です」


男は額に手を当ててきた。


?「まだ少しあるな……」


「大丈夫ですよ。もう元気ですから。」


すごい優しい人だな。



「あの。ここはどこですか?」



?「ここか?ここは新撰組の屯所だ」










…………ん?新撰組…?






………聞き慣れているようでいない単語






…………は?…嘘だろ?







「………年号は?」




?「元治元年だけど?何でそんなことを聞くんだ?」




「えっ…。あっいや別に……」







…………元治だと?


…………それって…本当に幕末じゃん‼︎







あらら〜、タイムスリップって訳だ



なるほどねー