_________ 原「ありがとな。もう1つすまないが、濡れた手拭いを頼む」 沖「は~い」 そう言って総司は部屋を出た。 俺はコイツをおろし斜めにかけていた荷物と、まだ少し湿っている羽織らしきものを取って布団に寝かせた。 熱が高いせいか苦しそうな表情をしている。 沖「佐之さん。持ってきましたよ」 手に水の入った桶と手拭いを持った総司が戻ってきた。