…………………別に良いのだが、なぜかココで店番していることが広まり八百屋の女将さんや魚屋の旦那などが集まってきた。





良かったら持って行って。と言って、野菜や魚などを持ってきてくれたのだ。





薫「本当に良いんですか!?」




八百屋「いつも買い物ついでに手伝ってくれるからそのお礼だよ」


奥さんはニコニコしながら野菜の入ったカゴを渡した。



魚屋「もちろんだ。またガキどもと遊んでくれや」


魚屋の旦那はガハガハと笑っていた。




薫「色々とありがとうございます!たいした事は出来ませんが、何かあったら言ってくださいね」






それから少し経ってお市さんが戻ってきた。






市「いや〜薫!助かったよ!良かったら煎餅持って行きな」




市から煎餅を受け取り、野菜と魚を持って屯所へ戻った。




買い物をしに町へ出たものの、その必要は無くなったため、薫は節約ができたことを嬉しく思っていた。