大次郎「まぁ、ぼーっとして店番しててくれや」 笑いながら言ってまた奥へ戻って行った。 薫「相変わらず良い人だな」 ………………… ………………… ………………… ………………… 薫はぼーっと外を眺めていた。 子どもが遊びながら通り過ぎたり、楽しそうに立ち話をする人たちの声…… とにかく平和だった。 薫『こんな日々がずっと続けばいいのにな』 そう思う薫だった。