____数日後____


屯所内はピリピリとした空気がなくなっており、普段通りに戻っていた。




土「おお坂口。近藤さんどこに居るかしらねぇか?」



薫「いや、知らないですけど部屋に居ないんですか?」



土「ああ。………なぁ?ちょっと両腕広げてみろ」





薫「はい?」




よくわからないことを言われた薫。




仕方なく土方に言われた通り軽く両腕を広げた。





薫「おわっ?!ちょ、なんすかいきなり?!」




土「軽いな」





薫「は?」




今、何が起きたかと言うと

土方が薫を軽々と肩に担ぎあげた。




そしてゆっくりとおろした。



薫「なんすか いきなり」



土「お前軽すぎる」



薫「それはないです」



土「細身だとは思っていたが軽すぎる」