ー翌日 お昼過ぎー



薫「土方さん、他に何かすることありますか?」



土「いや、今は特にないが」



薫「じゃぁ、気分転換に散歩してきていいですか?」



土「構わないが、珍しいな 。まぁ、遅くなるなよ?」



薫「散歩ですから遅くはなりませんよ。じゃぁ、行って来ます」




薫は立ち上がり、木刀だけを持ってでかけた。






しばらくして…………………








______スパーンッ





沖「あれ?居ないや。土方さん薫君知りません?_______ってそんな怖い顔してどうしたんですか?」



いつもながら沖田は土方をいじっていた。


土方も注意するのも意味が無いと思い、ため息をついていた。



土「ハァ……坂口なら気分転換しに外へ行った」




沖「なぁんだ。また後ででいいや」




沖田は少しガッカリしたらしく、そのまま戻っていった。







もちろん、障子も開けっ放しのままにして。