ここは、どこ? 『ここは鏡面世界』 鏡の中から声がした。 そこに映っているのは『僕』ではなかった。 美しい少年だった。 ブルー系の美しいショートヘアー。 水色の深い、透き通る瞳。 青のグラデーションのしてあるマント。 微笑む顔。 まるで、そう、悪魔みたいな僕が映っていた。