・・・
辺りがシーンとなる


私の負けだ・・・
ネロの剣は私の目の前で止まった
「クソーー」
悔しさでいっぱいだった
「よっしゃー!」
とピースをしているネロが羨ましくて仕方なかった
「勝者ネロ!!」
元気よくミコが言う
「惜しかったね」
ミコが私に慰めの言葉をかけてくる
でも、私は、もっと強くなりたいという思いでほとんど聞こえなかった
「ミコ、私にもっと短剣の使い方を教えて!」
私は、強めの口調で言った
最初は驚いたミコだったが優しく
「わかった」
と言ってくれた
それから、私はミコに基礎をたくさん教わった
軽く4時間ぐらいしている
時計を見ると深夜の1時をさしていた
応用より基礎をたくさん学んだ方が今の短い期間での殺しにはいいらしい
その考えには私も同意だった
結構、鍛えて私は、素早くそして静かに短剣を振り回せるようになった
ミコが
「そろそろ、明日に備えて寝よう」
といったので、それもそうだ ということで寝ることにした
でも、他の人たちも武器の扱い方を学びあっている人ばかりだった
ショウは、今日貰った怪獣剣を振り回す練習をしていた
重たそうだが、形にはなっていた
威力はでかいけど振るまでが遅いな・・・
アッ!早く寝ないと、明日がんばるためにも