エロいとかなんとかは知らないけど、いつもは着ないカーデとかで行こうかな。
「明日も電話していいですか?」
《ダメ》
「なんでですかっ!!」
《会いたくなっちゃうから》
そう言ってブチッて切られた。
なんなんですか…
何なんですか朝陽さん!!!!
そんな言い逃げされたら、こっちがもっと会いたくなっちゃうじゃないですか!!
バカ…朝陽さんのバカ…。
一回死んでこい……嘘だけど。
「あぁもう朝陽さんのバカぁ!!!!」
「ちょっと夜中に騒ぐのやめてよ!」
お風呂から出てきた祐希奈が、化粧水をパッティングしながら戻ってきた。


