「先生…体がだるいので一時間寝てもいいですか…」
「あっうん。大丈夫?」
適当な返事をして、ベッドに潜り込んだ。
泣いても先生にバレないくらい奥に潜り込んで。
「先生お昼食べてくるけど1人で大丈夫?」
「…大丈夫です…」
1人だ…。
朝陽さん、もしあたしがあの時『好きなんです』って言ってたらどうしたんだろう。
どっちにしろ…言っても言わなくても、同じ状況になるよね…。
朝陽さん、あたしどうしたらいいですか…?
このまま朝陽さんに嫌われたまま終わっちゃうなんて、嫌です…。
朝陽さんに会いたいです。
会いたい…。
会いたい…。
あたしの中、会いたい気持ちでいっぱいなんですよ…?


