意地悪なキミに、スキをあげる。




はっ………笑えねぇ。




「朝陽さん…紅茶冷めちゃいます…」




……うるせぇ。


名前呼ぶな…。



「朝陽さん…顔上げて下さい…」



悲しそうな声出してんじゃねぇよ…。




「今日の朝陽さん、おかしいですよ…」



お前のせいだろ…。



あおの手が肩に乗った瞬間、俺の中のモヤモヤが爆発した気がした。



もういい…。


お前なんか……。



壊れればいいよ。