意地悪なキミに、スキをあげる。





アヤってやつは、あおともう一人の女子と常に一緒なんだろ?



好きになるだろ、普通……。



俺微塵も興味ないね、こんなチビ。



なんか懐かれてるけど。



泣きそうな顔とか、怒ってる顔とかほんと小学生みたいで笑える。



外を見ながら思い出し笑いをしてたら、衝撃的な一言…。




「祐希奈とアヤ…先に帰ったみたいです…」



……はい?



あの2人…、俺に殺されたいのか?



「あー…ゴメン、アヤって奴に電話して」


「アヤですか?」


「早く」



とりあえず、君からシメようか。