意地悪なキミに、スキをあげる。





やっと状況を把握した頃に、ハッ!と姿勢を正して




「おかえりなさいっ!!」




ってあおは元気いっぱいの笑顔で俺を迎えてくれたわけなんだけど。




なんだよ……やべ。

カワイイ…。




「宿題?」

「あっ…はい。まだ途中で…10分だけ寝るつもりだったんですけど完全に爆睡しました…」




全然終わっていない宿題に視線を落とす。




「俺ご飯作るからその間に宿題やる?」




その方が効率的だし?



内心すげぇ手伝ってやりたいけど、
それじゃあ色々あおのためになんねぇだろうし。




「えっそんな、悪いです!ご飯は…っ、ほら、あの………」

「ん?」




正座された膝の上で、手を開いたり閉じたりして、何か言いたそうなのはわかったけど。




「えっ〜、と…ご飯は、」